ソウルへ出張となった夫の時男を見送ってきた冴子は、学生時代の恋人・義人と偶然に再会し、誘われるままホテルで抱かれた。冴子は義人に失恋してからその痛みを忘れるために幾人もの男と寝ていた。久しぶりに義人に抱かれた冴子は、夜の繁華街で男に声をかけられた。彼女が学生時代に抱かれた一人、貴島五郎だった。五郎は妻の真紀子と海外赴任中だったが、業務連絡のため帰国していた。五郎は冴子を執拗に口説いた。冴子は心の中で時男に詫びながら抱かれてしまう。実は妻の真紀子も五郎の上司・結城正男の愛人で、幾度も肉体関係をもっていた…。
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